Newsight imaging社（ニューサイト・イメージング社）

　　

Line Sensors

NSI3000-CMOS Image Sensor Chip

NSI3000ラインセンサーチップは、マシンビジョンアプリケーション用に設計されています。 これは、それぞれ2048ピクセルの8行で構成され、そのうち4行は4µm x 8µmピクセルで、4行は4µm x 4µmピクセルです。 大きなピクセルをビニングすると、超高感度が得られますが、小さなピクセルを使用すると、8192ピクセルの効果的な解像度で、低消費電力でコンパクトなサイズの細かい信号が得られます。

NSI3000は、プログラム可能な高速フレームレート速度をサポートし、イベントに対するより良い分析と反応を可能にします。

センサーはCMOSテクノロジーで製造されており、非常に高感度のピクセルを備えています。 高感度により、センサーは多くのアプリケーションでより高価なCCDセンサーを置き換えることができます。

ピクセル出力インターフェース

パラレル同期出力、構成可能。

シリアルインターフェース

I2c +独自仕様

データシート

• 8行：4行の高さのピクセル（4×8ミクロン）および4行の正方形のピクセル（4×4ミクロン）
• 仮想1x8192解像度、高感度（アナログビニングによる効果的な8x16サイズのピクセル）
• 統合された構成可能な8〜12ビットのダイレクトA / D、並列の10〜12ビットのデジタル出力
• 統合バンドギャップリファレンス
• 出力速度は最大80 MHz
• 固定パターンノイズ低減のための統合CDS
• 周囲光の減算
• 複数の読み出しモード
• プログラミングによる直接ピクセル制御
• 異なる行のビニング
• 高フレームレートのダブルバッファモード
• 最大40,000 fpsのプログラム可能なフレームレート
• A / Dへの外部入力を含む、オンボードテストモード機能
• 単一電源3.3ボルト
• 感度：90V /ルクス秒
• 消費電力– 0.072W（条件：7.5MHz、3.3V、23°C）
• パッケージ：40pin LCC

NSG3500 – Sense and Process

NSG3500は、画像処理機能を備えた2番目のラインセンサーあたり40,000のスマートフレームです。

NSG3500は自己完結型のラインセンサーであり、それ自体をリセットし、それ自体を構成し、さまざまな可能なインターフェイスを使用してビジョン処理データの送信を開始します。

内部の低消費電力プロセッサ（Cortex M4）は、標準の開発キット（Keilなど）を使用してプログラミングでき、GPIOポートを使用してシステムを管理できます。

NSG3500は、Newsight Imaging LtdによるNSI3000の機能と、STMicroelectronics LtdによるSTM32L431CBの機能を統合しています。

FPUプロセッサを搭載したArm®Cortex®-M4は、組み込みシステム向けの最新世代のArm®プロセッサです。 MCU実装のニーズを満たす低コストのプラットフォームを提供するために開発され、ピン数が削減され、低消費電力でありながら、卓越した計算パフォーマンスと割り込みに対する高度な応答を提供します。

FPU 32ビットRISCプロセッサを搭載したArm®Cortex®-M4は、並外れたコード効率を特徴とし、通常8ビットおよび16ビットデバイスに関連するメモリサイズでArm®コアに期待される高性能を提供します。プロセッサは一連のDSP命令をサポートし、組み込みのArm®コアで効率的な信号処理と複雑なアルゴリズムの実行を可能にします。

STM32L431xxファミリはすべてのArm®ツールとソフトウェアと互換性があります。

データシート

• 2Kの有効な8×16 µmピクセル（実際の4行4×16）
• 8Kの有効な4×4 µmピクセル（実際の4行4×4）
• 最大40Kフレーム/秒
• 最大80 MHz
• パワーオンリセット
• 超低電力Arm®Cortex®-M4
• 128Kフラッシュメモリ
• 64K RAM
• 273.55CoreMark®（3.42 CoreMark / MHz @ 80 MHz）
• USART
• I2C / SPI / GPIO 10ビット
• 14チャネルDMAコントローラ

　　

Area Sensors

NSI1000 – 1K CMOS Image Sensor Chip

NSI1000エリアセンサーチップは、マシンビジョンセンサーのNewsight Imagingファミリの低コストソリューションです。 NSI3100に基づいて、NSI31000の完全な解像度を必要としないRobotics LiDARやAR / VRなどのアプリケーション用に設計されました。

センサーは、32行x 1024ピクセルと、さらに4行x 1024ピクセルで構成され、アナログビニングされて超高感度マトリックスを形成します。 NSI1000はプログラム可能なフレームレートをサポートしています。

マルチライン三角形分割; 近くのオブジェクトからの飽和を避け、遠くのオブジェクトへの感度を高める自動露出制御。 三角測量の自動ピーク検出およびフレームごとの構成により、イベントへのオンザフライの反応を可能にします。

センサーはCMOSテクノロジーで製造されており、非常に高感度のピクセルを備えています。 高感度により、センサーは多くのアプリケーションでより高価なCCDセンサーを置き換えることができます。

ピクセル出力インターフェース

並列で構成可能な同期出力

シリアル、同期、ピーク値およびインデックス

シリアル設定インターフェース

I²Cおよび独自のI / F

簡易データシート

NSI 1000のメーカーカタログPDF

製品特徴

• 32 x 1024ピクセルのマトリックス（4μmx 8μm）
• 有効解像度が1行x 2048の4 x 1024の超高感度ピクセルアレイ（アナログビニングによる）
• 統合された構成可能なダイレクトA / Dコンバーター、並列10ビットのデジタル出力
• フレームごとの構成とシナリオスケジューラ
• オプションの自動露出制御
• ラインごとにオプションの自動三角測量ピーク検出
• ソリッドステートeTOFサポート（拡張飛行時間）
• マルチライン三角形分割のサポート、最大32の同時垂直ポイント（ラインレーザーを使用）
• 統合バンドギャップリファレンス
• 固定パターンのノイズ低減のための統合CDS
• 最大100 MHzでの出力速度/内部処理
• 最大50,000 fps（ライン）および3,000 fps（アレイ）までのプログラム可能なフレームレート
• オプションのフレームクロックのシャットダウン（フレーム間）により、消費電力を削減
• オプションのフレームデータ出力反転
• 高フレームレートのダブルバッファモード
• 周囲光減算サポート
• 連続またはシングルフレームキャプチャモード
• 複数の並列センサー接続用のデータ出力ピンのトライステート
• デュアル電源：3.3v（アナログ）および1.8v（デジタル）
• 感度：60V /ルクス秒
• 消費電力：58mW

　　

eTOF™ LiDAR

Newsight Imaging社のeTOF™ LiDARは自社の象徴的なセンサーであるNSI1000センサーを採用しております。

eTOFのカタログPDF

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eTOF™ LiDARの構成

モジュールの内容

• NSI1000センサー採用:ピクセルアレイ32×1024、グローバルシャッター
• RDCボード
• オンボードSTマイコン - ARM® Cortex®-M4, 1Mフラッシュ
• 選択したFOVに適合するBPフィルター付きイメージングレンズ
• オンボードVCSELと高ピーク出力ドライバー
• Windows上で動作する完全なソフトウェアアプリケーションパッケージ

お客様の要件にあわせて、様々なVCSEL、レーザー、および光学系を柔軟に選択出来ます

eTOF™ LiDARの特徴

eTOF™ LiDARの特筆すべきキーワードとして以下のものがあります。

範囲

パルスの蓄積により長距離レンジでも正確な距離マップをキープ可能

感度

パラメータセットを切り替えることで様々なリアルタイム条件に対応。異なる距離や対象物の反射率をカバーできます

精度

eTOFのもつ特別な構成によりマルチパスを防止しシャープなパルスエッジを実現

柔軟性

フレームごとの構成切り替えることにより、急速な条件変化にも迅速に適応可能

低消費電力

アナログ&デジタルを一つのチップに統合したことで深さを生成するための変換が不要となり、低消費電力を実現

またその他の特徴として

• 低出力レーザーを使用
• デジタル出力
• 屋外でも屋内でも自動露光
• 霧を透過する全天候性
• さまざまな色やグレーの物体を検出可能
• 0.2~100mで距離誤差＜1%を実現。また、セッティング次第では150mへの拡張も可能
• 95×72×61mmというコンパクトサイズ
• 低コスト
• FOV:水平30°～120°、垂直1.17°～4.7°
• 通信 - USB CタイプまたはUART
• 最大100,000fpsの高いフレームレートをサポート
• それぞれの画素で完全なeTOF™解像度

があげられます。

eTOF™の主要な説明

拡張Time-of-Flight

戻りパルスを4つのウィンドウでサンプリングし、距離はウィンドウAとウィンドウBの比率で計算されます。ウィンドウAとウィンドウBで正規化されます。この技術は周囲光による影響を減らす効果があります。

eTOF™と他のTOF形式との技術的な比較

基準	Newsight eTOF™	iTOF	DTOF
目に対する安全圏	0.2>200m*	0.2>数十メートル	至近距離対応が困難
解像度	VGA+	VGAまで	QVGAまで
ゲートイメージング(霧の向こうを見る能力)	〇	×	×
FPS	1ラインあたり100K fpsまで	1ラインあたり数百fpsまで	重い計算のためにfpsが低下
要求される演算性能	低	低	高
設定可能な柔軟性	〇	×	×
曖昧さの問題	〇	×	設計に依存
モーションアーチファクトの問題	低	中	高-ミラースキャンの時間が長いため、露光時間が長くなる
価格BOM	低	中	高(複雑なBOM+MEMs)
システムへの統合	高速	比較的高速	低速
消費電力	低	低	高
フォームファクターサイズ	非常に小型	小型	中-大型

今後需要が見込まれる市場

自動運転 市場規模：5560億ドル(2026)

-ADASアプリケーション：レーンキープアシスト、自動緊急ブレーキ、衝突防止ブレーキアシスト

-近接車360°サラウンドビュー

-障害物検知

-安全なナビゲーション

ロボティクス 市場規模：1890億ドル(2027)

-AGV(物流ロボット)

-清掃などのサービスロボット

スマートシティ＆インフラ 市場規模：8250憶ドル(2025)

-サーフェスマッピングと計測：スマートシティデータ取得、交通監視ソリューション

ドローン用LiDAR 市場規模：630億ドル(2025)

-屋外での3Dマッピング

-安全な着陸のためのナビゲーション

LiDARメーカー 市場規模：30億ドル

-LiDARメーカー向けセンサー

動作デモ

霧状態での識別

カップを識別するデモ

eTOF™ LiDARのカタログスペック

測定方法	enhanced Time-of-Flight (eTOF™️)
解像度(H×Vピクセル)	1024×32(フル解像度)
視野(H×V)	30/60/120×1.37/2.74/4.7
インドアレンジ	0.2~100メートル
屋外撮影範囲	0.2~50メートル
精度	1%より良好
消費電力	低い
深度画像最大フレームレート	200fps(2メートルの場合)
通信インターフェイス	USB-C、UART、MIPI
カメラ電源	DC5V、USBコネクタ経由で供給
サイズ(W×H×L)	99.6mm×80.6mm×63.1㎜

エンゲージメントモデル

Newsite Imaging社はeTOFについて3つのエンゲージメントモデルを提案しております

①NSI1000チップとeTOF™️テクノロジーライセンス

②NSI1000 RDCモジュール(exampleコードや特別サポートも含まれます)

③eTOF™️LIDAR の完全ソリューションでご要求に応じてカスタム(無印ラベルも可能です)

ご興味がございましたら、ぜひともクロニクスにご連絡ください。

　

SpectraLIT™

SpectraLIT™は、Spectrometer on Chip NSP2020用のNewsightの評価キットです。 NSP2020は小型サイズのチップで、400～700 nmの波長の光強度を検出し、各波長の光強度を表す1024の12ビットデジタルベクトルを提供します。 1024ベクトルはテストされた物質の高解像度スペクトルプロファイルの作成を可能にします。

NSP2020は、毎秒最大40,000のスペクトルプロファイルを取得できる高速デバイスであり、テストした材料のスペクトル特性の超高速分析を提供します。

組み込みCortex M4 MCUによって実行されるSpectraLITは、Windowsベースのデモソフトウェアによって制御され、吸光度スペクトルシグネチャの取得、表示、および分析を可能にします。

SpectraLITは、上部の蓋で覆われたスライドから簡単に挿入できる標準のキュベットを使用しており、外部の周囲光から被験物質を完全に分離します。

特別に開発されたアルゴリズム、SpectraLITシステムを使用して、試験された物質のスペクトルプロファイルをプロファイルと比較できます。

ローカルまたはリモートのデータベースに保存され、SpectraLITによって以前に分析された検出材料を可能にします。

主な特徴：

• 単一スペクトルプロファイル取得
• バッチ取得
• マッチングテスト
• 検索テスト
• 署名のズームイン/ズームアウト
• 動的または固定グラフ軸
• スペクトルプロファイルデータベース
• 参照設定
• 光時間とフレーム平均化の設定
• 表示された曲線フィルタリング

	タイプA	タイプB
型番	NSP2020EVKA	NS02020EVKB
記述	SpectraLIT評価キットA	SpectraLIT評価キットB
機械寸法	L-100mm,W-75mm,H-80mm	L-100mm,W-65mm,H-74mm

簡易カタログ

SpectraLIT™️Type B

SpectraLIT™️Type Bは、Newsight imaging社のスペクトルチップNSP2020に基づく開発キットです。

これにより、波長が400～700 nmの物質のスペクトルプロファイリングが数秒で可能になります性能

次世代のSpectraLIT™️は、400～1100 nmの波長をサポートできます。

このキットにより、診断および分析会社は、ポータブルで低コストの診断デバイスを市場に迅速に導入できます。 SpectraLITは、テストされた物質のスペクトルプロファイルを表示、分析、および保存するWindowsベースのデモソフトウェアによって制御されます。

主要性能

• 高解像度
• 低価格
• 1秒あたり数千のスペクトル取得
• 移植性

　　

NSI9000

NSI9000

NSI9000は5μm×5μmピクセルの1024×480を使用する、イベント駆動型の高度な混合設計が成された3D CMOSイメージセンサーチップです。

NSI屋独自のピクセル設計に寄り、非常に費用対効果が高く、超高解像度の画像が得られます。このソリューションは、グローバルシャッター操作と列並列出力用に設計されています。自動車、スマートシティ、およびモバイルアプリケーション向けの高度な3Dビジョンソリューションとして設計されており、適切なリアルタイム応答を提供するためにイベントを早期に検出する必要があります。

このセンサーは49万1520個の深度5×5ミクロン画素（1024×480）（競合他社のほぼ5倍）、グローバルシャッター（フル解像度では最大132fps）、距離の1％未満の深度精度を備えています。このセンサーは、0～200mの最適な距離を想定して設計されています。この新チップは、スマートトラフィック3Dビジョンシステムを含むライダーシステム、車載ADAS、メタバースAR/VRアプリケーション、インダストリー4.0、スマートシティ/IOTなどの急成長市場に競争力のある価格で新機能を提供します。

NSI9000のカタログPDF

製品特徴

• ニューサイトの特許取得済みeTOF（Enhanced Time Of Flight）技術は、NSI1000センサーチップで実証されています。この技術により、複数のコンフィギュレーション、画素内蓄積、重い計算と高価なMCUを必要としない新しい深度計算プロセスなど、最大限の柔軟性を実現します。
• イスラエル・スマート・イメージング・コンソーシアム（https://www.smartimagingiia.com/）の一環として開発された、イベント・アウェア独自の回路です。このソリューションによりイベントドリブンイメージングが可能となり、各画素に取り付けられたユニーク回路により、前のフレームから変化した画素を持つラインのみを放送することができるようになりました。この機能は、特にスマートシティに対応したカメラやスマートトラフィックソリューション向けに設計されています。
• マルチトライアングレーション：インダストリー4.0アプリケーションおよび測定装置向けのユニークなソリューションで、480点の超高精度深度ポイントをミクロン単位の精度で取得し、生産用レールオブジェクトの3D精密検査を可能にします。
• フュージョン機能：センサーが同じフレームデータからフル解像度の白黒画像と深度画像を抽出し、システム開発者が簡単に使用できるように画像と深度のフュージョンを実現します。
• 標準的なCMOSイメージセンサープロセスを使用したチップデザインで、2つのシステム電源（1.8V、3.3V）を必要とし、低消費電力、容易な統合、およびマスマーケット向けの手頃なソリューションを実現しています。